天気に振り回されたハンガロリンク

F1のハンガリーグランプリ、久々におもしろい波乱のレースでした。
予選から波乱だったようで、トップを争っているアロンソとM・シューマッハの2人がそれぞれちょっとやらかしちゃったらしく、2秒のペナルティを受け、なんとアロンソ15番、M・シューマッハ11番グリッドからのスタート!?
これじゃあ、タイトル争いは今回は関係なしかと思ったら、スタートした途端にシューマッハは4位だし、アロンソも6位(?)だし・・・。何者だ、こいつらは。アロンソなんてあれよあれよという間にトップですよ!?
シューマッハは雨天と車のセッティングが合わなかったのか、最初は苦戦していましたが、途中から晴れてきて、コースもドライになってくるとだんだんセッティングと合ってきたようで本領発揮。ファステスト出しまくり。
逆にトップを走っていたアロンソは伸びなくなり・・・。アロンソはピットに入ってドライタイヤに替えた途端にトラブル発生。リタイヤとなってしまいました。
ぶっちぎりで走っていたアロンソが、こんなあっさりリタイヤだなんて想像もできないわ。
その後も路面状態の変化に振り回されてリタイア続出。
ウェットタイヤのまま踏ん張って2位を走行していたM・シューマッハでしたが、路面がどんどん乾いていく中、他のドライバーが次々とドライタイヤに替えて行くとつらい展開に。悪くても4位には入れるのではないかと思っていたら、ハイドフェルドに抜かれたときに軽く接触してしまい、次々と抜かれて、結局そのままピットに納まることになってしまいました。残り4周ほどの出来事でした。
完走扱いということですが最終的に順位は9位でポイントなし。結局アロンソとのポイント差を縮めるチャンスが「なし」になってしまいました。
まさかシューマッハまでこんなことになろうとは。
いや〜、レースが終わってみるまで本当に何が起こるかわかりませんね。
そしてそして、そんな荒れたレースのおかげといいましょうか、J・バトンが113戦目にして初優勝! オールホンダとしても39年ぶりの優勝だそうです。
いや〜、F1の表彰式で「君が代」が流れるなんて・・・。なんかすごいです。今日見ててよかった♪