ノスフェラトゥ

 バレエの先生たちの公演を観に行きました。場所は新橋でPM7時半から。新橋は詳しくないので、新宿で夕飯を食べてから行きました。その前に少し時間があったので、チャコットにも寄り道。レッグウォーマーが1つぼろぼろになったので、新しいのを買いました。
 公演は「ノスフェラトゥ」というタイトルで、カインがこの世で最初の吸血鬼になるという話のようです。カインとアベルはそれぞれの娘を生贄に差し出すことになるのですが、カインは自分の娘かわいさに、儀式から娘アスタルトを救い出してしまい、そのせいで儀式は失敗し、アベルは自分の娘ベラを無駄死にさせられます。怒ったアベルはカインと戦いますが、カインに殺されてしまいます。アベルの娘ベラは神によって天使として甦り、自分の父をも甦らせます。一方、カインはアスタルトに求愛を迫りますが、アスタルトに拒否されます。女神リリスの水を飲むことで、神への謀反を犯したカインは吸血鬼となり、ベラの率いる天使軍と戦います。天使軍は退けましたが、後には死にかけたアスタルトが残りました。カインはアスタルトを助ける方法を持っていますが、それは愛する者にも罪を背負わせることになると悩みます。が、結局アスタルトも吸血鬼に。という話でした。
 う〜ん、難しくてよくわからない話です。なんでカインが吸血鬼になるのかよくわかりませんが・・・。しかもなんだかこの話だと、天使って悪役な感じです。ベラなんて、死んだときに虫に皮膚を食われて、全身が紅い「真紅の天使」となったらしいですから。はっきり言って怖いです。
 衣装の感じからしても、モダンバレエな感じでしたね。チュチュはなかったですから。好みとしてはクラシックの方が好きです。私としては、白鳥の湖のオデット姫みたいなチュチュより、ジゼルとかラ・シルフィードで着るような、長いふわふわオーガンジーみたいなチュチュが好きです。1回くらい着てみた〜い。チャコットに行くたびに思うのですが、子供用のレオタードって、ふわふわレースのスカートとかパフスリーブがついててすっごくかわいいです。いいな〜、子供って・・・。自力でレオタードに袖とスカートでも付けてみるか?
 そうそう、登場シーンで白と赤のお花型に切り抜いたものをまいてました。帰りにいっぱい拾ってきちゃった。よく見たら、紙じゃなくて布でした。なんかに使えそう。