「皇帝ペンギン」

milky_anne2005-07-30


 今日は立川まで「皇帝ペンギン」を見に行きました。CMで1度だけ見たんですが、思わずペンちゃんがかわいくて固まってしまった。そしたらこの間、彼氏が土曜日に見に行こうと言い出して。行くって決めてからずっと楽しみだったのだ♪ イルカとかペンギン大好き〜。
 皇帝ペンギンって、単純にすごいなーと思いました。生きていくってすごい過酷。何ヶ月も何も食べずに大移動して卵を生み、お父さんペンギンに卵を託して、お母さんペンギンは生まれてくる子供にえさを食べさせるためにまた大移動して海に出て。その間もお父さんペンギンは絶食して卵を温めて。お母さんペンギンが帰ってきたら、今度はお父さんペンギンが海へ。海に辿り着くのだって20日とかかかるんだから、その間食べずにブリザードの中生きてくなんて、凄すぎる。マイナス40度の世界ですよ!? ブリザードが吹けば、一番風上のペンギンの体感温度はマイナス70度だって。ありえん! よく生きてるな〜。
 最初の行進だって、ついて行けないものははぐれて死んでいくし、せっかく卵が生まれてもお父さんとお母さんの受け渡しがうまくいかなければ、卵はあっという間に凍ってしまうし(ほんの数秒しかもたないそうです。)、生まれてきたヒナだって、凍えて死ぬこともあれば、他の鳥に襲われて死んでしまうこともある。えさを取りに行ったメスがアザラシに襲われることもあるし、絶食し続けたオスがえさを求めて海へ向かう行進で、途中で力尽きちゃうこともある。本当に命がけだなーと。
 そんな厳しい現実もあったけど、これまた単純にペンギンがかわいかったです。ただでさえ、動きがかわいいじゃないですか。よちよち歩く姿とか滑ってこけちゃう姿とか。大人のペンギンでもかわいいのに、お腹の下からちょこんと顔を出す赤ちゃんペンギンとか、ふわふわ羽毛のチビちゃんがちょこちょこと歩いてるのなんて、微笑まずにはいられません。
 見終わって出てみると、出口におっきなペンギンのぬいぐるみが立ってました。この前の象さんのぬいぐるみのときみたいに、ちょっとまた抱きつきたくなった・・・。とりあえずなでなでするだけにしておきましたけど。