暮らす場所 × 幸せな場所 × 世界遺産

今日は彼氏が歯痛で熱を出して寝ているので、ゴーグのDVDの続きでも見ようかとテレビをつけてみたら、たまたまNHKで「世界遺産 イタリア縦断 1200キロ」の総集編をやってました。前にやるって言ってたのは知ってて見たいと思ってたけど、結局見逃してしまっていた番組だったのでラッキー♪
どうも最初のアマルフィとローマは見逃したようですが、その後のピエンツァシエナサン・ジミニャーノポルト・ヴェーネレトリノオルタを見ました。
やっぱりトスカーナの田園風景ってきれい〜! なだらかな緑の丘に、高く青い空に、明るい日差し。ピエンツァ、シエナサン・ジミニャーノの辺りは、眺めの素晴らしさに圧倒されます。行きたい・・・。シエナは行ったことあるんですが、昼食後にどしゃ降りになったんだよな〜。カンポ広場で行われるパリオ自治区対抗の競馬)、見てみたいです。マンジャの塔にも登ってみたい。あそこからの眺め、見てみたいな〜。
ポルト・ヴェーネレはイタリア語で「ヴィーナスの港」という意味だそうです。海に突き出した岬の突端に元はヴィーナスの神殿だった教会がありました。ムール貝の有名な養殖場らしく、海は透き通ってきれいでした。
うってかわってトリノは都会。きれいな碁盤の目状に整備された都市。イタリア統一のときに首都になったのはこのトリノだったそうです。統一を果たしたサヴォイア家が支配していたのがトリノだったためだとか。実はジェラードの発祥の地で、王家(サヴォイア家)の人々が甘いもの好きだったのでやジェラードやドルチェが発展していったそうです。
グリッシーニの元祖のお店もありました。王子が胃腸が弱かったため発明されたそうです。いいグリッシーニはたくさん気泡を含んでいるため、ストローのようにワインを吸い上げることができます。だからパリパリサクサクなんだって。
ラストのオルタの頃にはすでにPM4時過ぎていて、ちょっと途中居眠りしてしまいました。巡礼の地であるサクロ・モンテ(聖なる山)の1つと、オルタ湖があり、とても静かで穏やかなところでした。
どの街でも、住んでる人達が自分達の街をとっても誇りに思ってて、愛していることがわかります。自分の家だけを愛しているんじゃなくて、街ごと愛してて、すごく幸せそうな顔をしてるのが羨ましい。いつかそんなところに住みたいな〜。