海綿状血管腫

彼氏がMRI検査の結果、「海綿状血管腫」だと言われたらしい。(id:c-donald 10月31日参照)治す場合は手術だということです。とりあえずは3ヶ月後にもう1度MRI検査を受けてから判断するようですが。
「海綿状血管腫」を調べてみました。

  • MRIの普及によりとても発見頻度の高くなった腫瘍です
  • ほとんどの症例はMRIにて偶然に発見される症状のないものです
  • 1 cm以下の小さいものがほとんどです
  • 肝心なことは,症状がないのは放っておいて大丈夫だということです
  • 組織学的には異常に拡張した洞様血管の集簇で,腫瘍というよりも血管奇形の性格をもっている良性の病変です
  • 症状が出るときは、てんかん発作や脳内出血で発症します
  • 症候性てんかんの原因となる海綿状血管腫は,側頭葉の内側や運動野に近い前頭葉に発見されることが多いです
  • 2 cmを越えるとても大きな海綿状血管腫が見つかることがありますが,これはさらに大きくなるという傾向を持っていて,腫瘍としての性格を出してきます
  • 大きな海綿状血管腫は静脈性血管腫という静脈の奇形を伴うことがとても多いです
  • この静脈性血管腫は傷つけると脳梗塞を起こしますから,手術では海綿状血管腫だけを取り除くようにします
  • 偶然発見されたものには治療の必要はありません
  • 出血で発症した例であっても再出血率は低いので経過観察することが多いです


血管腫・血管奇形という病気は決して珍しいものではなく、皮膚、筋肉、骨、肝臓、腎臓、胃腸、肺、脳など色々な場所に発生するそうです。欧米では最近血管腫・血管奇形センターというものができつつあって、そこに行けばいろいろな科の医者がいて、みんな血管腫に詳しいのでどこに血管腫があってもどんな種類の血管腫でも治療してもらえるし、多くの情報が得られるそうです。まだまだ日本ではそうはいかないようですが。
症状がなければ放っておいても大丈夫らしいけど。場所が場所だし、たまに頭痛があったり、手足が痺れたり、眩暈がしたりと、それらしい症状が出ているので心配ですが・・・。1cm以下の小さいものがほとんどで、2cmを超えるとさらに大きくなる傾向があり腫瘍としての性格を出すということなので、ちょうどその中間って感じの1.5cmだから経過観察ということではないでしょうかね?
血管腫が大きくなったり、頭痛、痙攣、眩暈がこの先ひどくなるようなら、治すためには手術なんでしょうけど・・・。とりあえずは自分ではなんともしようがないし、なるようになるさ。ていうか、なるようにしかならないよ! そのときに考えよう。
どうしたって他人事で、自分だったらって考えてみてもやっぱり想像つかないから、この程度しか言えないけど。本人にしたらたまったもんじゃないわな。なんかちっとも力になれそうになくてスマンm(_ _;)m