エキシビション

milky_anne2006-02-25


昨日、BSを録画できるようにしてもらったので*1、今日はAM3時起きをせずにすみました。でも昨日早寝したせいで、休みだというのに6時半頃に起きるという(私にしては)めずらしいことに。なので、早速録画したエキシビションを見ました。
さすが、それぞれのトップが集まるだけあって、実に実に見ごたえがあってすごかったです。それに、選手達も得点に関係ないのでのびのび滑ってくれますし、普段の競技では禁止されていてできないことをやったりしてくれるので、それも醍醐味ですね♪
ペアは2組出ないことになったので、7位の井上怜奈ジョン・ボールドウィン組も出られるようになったようです。よかったね〜。残念ながらスロートリプルジャンプは失敗してしまったけど。
エキシビションでは競技中にはない、ライティングの中で滑るので滑りにくいんだそうです。明るいライトを当てられている選手からはライトの外側が見えないと。青いライトなんかも実際当たってる方はすごく暗く感じるし。氷の上に波のような模様のライティングなんかをしてましたが、あれも距離感がなくなるそうです。そんな中でジャンプを飛ぶと、着地点が見えないし、飛んでるときには平衡感覚がなくなるんだそうです。
でも、緊張感の取れた選手たちの滑りって、こんなにも違うものなんだなーとあらためて思いますね。練習のときにはこんな風にできてるんだろうな、それが緊張によってあんな失敗になることもあるんだなと。逆に本番に強いというか、村主選手みたいに本番に一番いい状態に持ってくる選手もいますけどね。
村主章枝のプログラムは、おもしろい構成でした。「キダム」だそうです。ボールを使ってストーリーを作ったものでした。そのボールを持って客席に近づき、お客さんに渡すのかと思ったら、「あげないよ〜」って感じでふっと手を引いてみたり、途中でその赤いボールを開いて(?)、中から小さなボールを取り出し、客席に向かって投げたりしていました。観客を巻き込んでしまうこの辺りって、なんだかフィリップ・キャンデローロを思い出してしまった。やっぱり、魅せるプロ向き。
ロシアのペアのアンコールのときに、このペアの曲を演奏したというバイオリニストが一緒に氷上に登場しました。そして生演奏。おまけにその生演奏で滑るという、初めての試み。すご〜い。
そのままそのバイオリニストはラストのプルシェンコの演奏もしました。バイオリニストの演奏もすごいけど、それに合わせてステップを踏むプルシェンコもすごい! そしてプルシェンコがすごいのは、1曲滑った後のアンコールで、普通選手達が技の一部だけを披露するのに留まるのに、なんと丸々1曲、要するに2曲続けて滑ったんです〜! 確かに2曲目はジャンプは2回だけ*2、後は滑ってるだけだったんですが、腕の動きだけで魅せてましたね。おまけにすぐ後のエンディングで登場したときには、トリプル、トリプル、ダブルのコンビネーションジャンプを飛びましたよ!! この人のスタミナはどうなってるんだ!?
安藤美姫も、ジャンプで押していくなら、このくらいのスタミナを付けないとダメですね。後半足にきてしまってことごとくこけているようじゃ、まだまだです。今後に期待ってとこでしょうか。
う〜ん、本当にすごいエキシビションだった〜。

*1:相方、サンキュ〜です。

*2:でもどっちもトリプルだったけど。