スイス

夜中*1に、録画したまま見ていなかった2回分の「あいのり」を見ました。
現在、あいのりの旅はスイスを移動中です。
国全体が絵はがきのようなハイジの国、スイス。きれいできれいで、見るたびにいつか行ってみたいと思う景色です。
でも、そのスイスの意外な面を知りました。
平和そのもののようなこの国。それはなぜかと言うと、「永世中立国」だから。永世中立国を宣言して、それ以来190年平和なんだそうです。
でも永世中立国を宣言したのは、周りの国々の侵略から自国を守るうための防衛策だったんだそうです。フランス、イタリア、ドイツなど、周りの国々はスイスを落した国が覇権を握れると狙っていたそうですが、他国に取られるくらいなら中立の方がましと思っていたので、この中立国の宣言を認めたんだとか。
私は単純に、永世中立国だから戦争とは無縁だとなぜか勝手に思い込んでました。
でも中立だから攻められない、とは限らない。自国を守るために、20歳になったら最低23ヶ月の徴兵制が義務付けられていて、有事の際には国民全員が、自国を守る義務を負うと定められているそうです。そのため、各家庭に銃が常備されてるそうです。いつでも戦いに行けるように。家に常に銃があるってこと、日本では考えられませんね。
さらにさらに、あのきれいな景色に溶け込んだようなかわいい家。でも一戸建ての家には必ず「核シェルター」を造ることが義務付けられているんだそうです!
知らなかった。ちょっとショッキング。
日本はやっぱり平和ボケしすぎなんでしょうかね? 島国だから、スイスみたいな危機感を持たずにここまで来てしまったのかも。
でも「お国のために」っていう感覚はよくわかりません。平和に暮らしていける「場所」は必要だし、家族や友達とか、自分の好きな人達のことは守れるものなら守りたいと思う。でもそれは「国」を守りたいっていうのとは違うような気がするし?
あんまり自分の「国」に誇りを持ってないってことなのかなぁ。この国を動かしてる政治家達が、たいして国民のためになるようなことしてくれないし、自分達ばっかり大金もらっていい思いしてるって気がするから、そんな人達を守るために戦うって気にはどうしてもなれないよね〜。

*1:「Xファイル」見たさにAM1時に起きた。だってスカパーって見たいもの夜中にいっぱいやってるんだも〜ん<(>_<)> それ以降録りためた録画DVDを見ていたりする・・・。