「マリー・アントワネット」

milky_anne2007-05-03


帝国劇場にミュージカル「マリー・アントワネット」を観に行ってきました。
タイトルはマリー・アントワネットでも、主役がアントワネットという感じではなく、同じイニシャルのマルグリット・アルノーという女の子と対比させたり、影で歴史を操ってる(?)カリオストロ伯爵がいたりと、脇が個性的というか、存在が強烈というか。
私は知らずにたまたまこの日を選びました*1が、なんだか公演後に30分ほどミニトークショーがありました。
指揮者の塩田明弘さんが進行役で、フェルセン役の今拓哉さん、ルイ16世役の石川禅さん、カリオストロ役の山口祐一郎さんの4人のトークショーでした。
石川禅さんの気分転換が半身浴で、DSやりながら40分くらいお風呂に入ってるという話に、山口祐一郎さんが「脳トレ、何歳でしたか?」と質問。石川禅さんが「最初やったときは60歳でした・・・。」との答えに、立ち上がって握手をする山口さん。「私、測定不能だったんです・・・。」だそうで。
今拓哉さんは、日の出とともに起きて、3匹のミニチュアダックスフントのお散歩をするそうです。すごい早起きですね〜。ハプニングも早起きな今さんらしく、準備万端整えて開演15分前になってもヘッドセットが来ないからと取りに行ったら、稽古着の出演者達と遭遇、なんと時間を間違ってて1時間早すぎちゃったことがあったそうです。
山口さんのマントが、舞台の回転する盆の隙間にときどき引っ掛かかるそうですが、この間後ろにグッと引かれたと思ったら子役の子が乗ってたとか。そのときは、客席からの空調の風でいつもよりひるがえったマントがろうそくの火の上に被りそうになってて、子役の子が避けようとして乗っかっちゃったらしいです。
舞台装置の上の方は実は天井(?)が低くて、山口さんは涼しい顔して歩き回ってるけど下半身は中腰で歩いてるとか、舞台稽古のときまでなかった紙吹雪の入った箱が、本番当日には中央にあってびっくりしたとか、涼風真世さんの指輪が、手を振ったときに石川禅さんの方に飛んで来たことがあるとか、裏の見えない部分の話を聞けて楽しかったです。
後で相方に聞いた話ですが、前後の日程ではまだ空席があるのに、今日だけ完売だったそうで・・・。てことは、ちゃんと今日トークショーがあるって知ってる人がたくさんいたってことですよね?*2すごいな〜。それを知らずにたまたま行った私も、ある意味すごいな〜。
確かにね、音楽を作曲したシルヴェスター・リーヴァイさんも観に来てましたし。*3
なんだか、運よくいい日に観に行ったようです♪ ラッキー(〃^−^〃)V
帰りは新宿で相方と待ち合わせして、夕飯は高野のディナーバイキング。ちょっとリッチですね。

*1:連休の初日に動いて、後はお休みが続く方が楽だなーという単純な理由だったんですが。

*2:塩田さんが今日初めての人いらっしゃいますか?から、じゃあ10回以上の人、20回以上の人って順番に聞いてったら、40回以上の人もいたもんな〜!

*3:2幕が始まるときに客席に入って来られました。どなたかと思ったら作曲された方だったんですね。公演後舞台の上に呼ばれて「みなさん、こんにちは。今日は観に来てくださってどうもありがとうございます。」と日本語でご挨拶されてました。でもその後はドイツ語でお話してたので、ドイツ人でしょうか?