酔っ払った〜

私はお酒がほぼ飲めません。
飲めるのは、ものすご〜くカルーアの少ないカルーアミルクとか、杏露酒とか、あんまりお酒っぽい味がしないようなものだけ。
お酒が苦手なので、人が「全然お酒の味しないよ」っていうようなものでも、私にしてみれば「しっかりお酒の味がする〜。」っていう状態なので、飲めるものはかなり少ないです。
しかも、飲めても量は限られる。
1杯飲みきれることはまずないし。
そんな私が、おいし〜♪と思ったお酒が、昔イタリアで飲んだ「モスカート・ダスティ」。
マスカットのスパークリングワイン*1です。
この間ディズニーシーに行ったときに、あまりワインが好きではない相方がめずらしく「アスティ・チンザノ」というスパークリングワインを飲んでおいしいと言っていたので、もしかしたら(私が飲めるくらいだから)モスカート・ダスティなら相方も飲めるんじゃないだろうか?
いくら私が唯一と言っていいほど飲めるワインでも、1人で1本は飲めないので今まで買えずにいたのですが、今日は近所の酒屋さんでモスカート・ダスティを買って帰りました。
ちょ〜っとコルク抜くのに苦労したけど、早速ちょびっと飲んでみました。
私は小さいワイングラスに半分くらい。
やっぱりおいし〜♪
相方も、「これなら1日1本いける!」と言って飲んでました。*2
でもグラス半分であっという間に酔っ払った。
なんかわかんないけど、おかしくてケラケラ笑える(〃>▽<〃)
頭働かないし、眠いし。
即効だなぁ・・・・。
そんなわけで、早寝します。
おやすみなさ〜い。

アスティ(ASTI)
生産地:ピエモンテ州 アスティ、クネオ、アレッサンドリア県
品種:モスカート・ビアンコ
タイプ:白
種類:アスティ・スプマンテまたはアスティ、モスカート・ダスティ


アスティについて
アスティは1993年にD.O.C.G.に昇格したイタリアを代表するデザートワイン
ピエモンテ全体のブドウ畑のうち15%がモスカートが植えられているぐらい、とても広いエリアで造られるワインです。
なんとピエモンテのワイン生産量の半分近くがアスティ。
7000近くのモスカート生産農家がいるといわれています。


アスティ・スプマンテとモスカート・ダスティ(Moscato d’Asti)
アスティD.O.C.G.には2つのカテゴリーがあります。
一つはスプマンテ、そしてもう一つはスティルワインのカテゴリーになるモスカート・ダスティ。
アスティ・スプマンテはもとになるワインを造った後、糖と酵母を加えてステンレスタンク内で2次発酵させます。
これはプロセッコなどと同様、ブドウ本来が持つ豊かな香りを生かすためです。
一方のモスカート・ダスティはスティルワインですので2次発酵はもちろんしません。
ブドウ果汁の持つ糖分すべてを発酵させると辛口ワインになってしまいますので、発酵の途中で強制的にそれを止め、程よい甘さのある、アルコール度数5%前後のワインに仕上げます。
ところで、モスカートでスプマンテを作るようになったのは19世紀後半になってから。
フランスで修行したカルロ・ガンチアがシャンパーニュ方式を真似て瓶内2次発酵をしたのが始まり。
以後、発展を遂げて今やイタリアでもっとも生産されるワインの一つとなりました。

D.O.C.G.
デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ・エ・ガランティー
(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)
イタリア語で「保証つき統制原産地呼称」を意味し、DOCG、D.O.C.G.とも略表記される。(ディーオーシージー、ドックジー、ドクジとも読まれる。)
DOCGワインは、イタリアワインの中でも法的に最上位に分類される。
この分類は1984年に新設された。

*1:お値段もお手頃です。でもちゃんとD.O.C.Gワインですよ。

*2:1日で飲んじゃったらもったいないから、全部は飲みませんでしたが。