ほめられた〜♪

福岡に帰っているときに、体操の内村航平の驚異的な平衡感覚とか重力を感じる感覚(?)の秘密を解き明かすみたいな番組をやっていて、その中で、まだ中学生くらいだった内村航平が、他の選手がコバチをやっているビデオを擦り切れるほど見て、そのときに脳内に自分がコバチをやってるときに見える景色をイメージできただけで、コバチができるようになったっていうのがあって。
イメージしただけでできるようになるってすごい!
というのもあったけど、「ああ、そうだよね、脳でイメージできなきゃ、きっとできないよね。」となんとなく納得してしまったのです。
この間、うまくバランスを取ったり、うまく踊るには「脱力」できなきゃいけないんだってことがわかって。
そうか、バレリーナがあんなに柔らかく踊れるのは、余計な力みがないからなんだと。
私にしたらもう、悟りを開いたくらいの衝撃的事実で。
それと同じくらい、「脳でイメージできれば、きっとできる!」ってことがすんなり納得できたというか。
だから、うまくイメージできれば、きっとピルエットも回れるような気がする〜o(〃^▽^〃)o
(あくまでも、「うまくイメージできれば」ですが・・・・・。)
なんかちょっと、希望が出てきた???
で。
私が踊るソロは「パ・ド・カトル」のグリジのパートです。
パ・ド・カトルって、当時著名だったロマンティックバレエの代表みたいな4人のバレリーナのために振り付けられた(?)んだかで、たぶんそれぞれの特徴なりを出せる振り付けだったのかなと。
だから4人が、妖精みたいにふんわり、柔らかく、柔らかく踊ってるのはわかるんですが、どういうイメージで踊ればいいのか、私にはよくわからなかったんですよ、正直。
リラの精とか、エスメラルダとか、スワニルダとか、ジゼルとかだったら、ストーリーがあって、それぞれのキャラクターがあって、どんな風に踊る場面なのかとか、イメージしやすいじゃないですか?
でもそういうんじゃないから、漠然と「ふんわり柔らかく」っていうのが、よくわかりませんでした。
それこそ、前回先生に言われたみたいに、「ティンカー・ベル」のイメージ*1で踊るか、くらいの感じで。
でも、そのふんわり柔らかく踊るためには、脱力してのびのび踊れればいいのかなと、脱力して手足を伸ばしてるイメージとか、脱力してピケ・ターンを回るイメージとかが少しできたんです。
で、今日は金曜なので、本当は私の振り、見てもらう日では全然なかったんですが、トゥシューズ脱いでたら、
「なにトゥシューズ脱いでんの!? 今日はきよちゃんも踊るのよ!」
と先生に言われてしまい。
ひえ〜、そうなんですか!?
まあ、足が痛かったので、少なくとも左右入れ替えて履き替えたかったんですけどね・・・・。
そんな感じで、ちっとも予定してなかったのに踊る順番が回ってきたしまったのもあって、ある意味開き直って、とにかく「ふんわり」のイメージで踊ろう!と思ったんです。
そしたら。
先生に、今までで一番よかったよって言われました〜(*^▽^*)
「ふんわり踊れててよかった」と。
ちゃんとイメージした「ふんわり」が伝わったんだと思ったら、なんかうれしい。
でも、今のだとただ「ふんわり」なだけだから、その中にスパイスが欲しいと。
きちんと止まるところは止まる、っていうメリハリを付けるともっとよくなると。
ピケ・ターンも、2回目踊ったら立てないことが・・・・なんてことがなくなったので、「足も強くなったね。」って言われました♪
きゃ〜〜〜〜〜、今日は超ほめられた。
なんかすご〜くうれしかったです。
だって、脳でイメージするとかそういうことが、間違ってなかったんだなーと思って。
というか、脳でイメージするって大事なんだなと。
E子さんにも、「頭で考えただけであんなにうまくなるなんて、すごいね。」って言ってもらえました。
たぶんね、ビデオ撮って自分で見たら、みんなが言ってくれるほどうまくはないと思うんですよ。
だけど、多少なりとも前よりは確かによくなってるかなーとは思えるので、ちょっとだけ「明るい未来」が見えた感じ?
ちょっと前向きにがんばれそうかも、「白の組曲」も。

*1:ちょうど私がティンカー・ベル柄のTシャツを着ていたので、先生がそう言ったのでした。